栄養科は現在、病院管理栄養士1名、委託栄養士1名、調理師1名、調理員4名で業務を行っています。
患者さまひとりひとりの栄養状態に合わせた栄養量、咀嚼や嚥下の状態に合わせた形態、嗜好に配慮した食事の提供に取り組んでいます。
献立は当院管理栄養士が作成しています。なお、季節感を大切にし、季節の食材や行事食を取り入れた献立を作成しています。
当院では季節の行事にちなんだ「行事食」をご用意しています。
※予告なくメニューが変更になる場合があります。
手作りパン、ポトフ、照り焼きチキン、ミモザサラダ、フルーツポンチ
赤飯、鯛の塩焼き、海老の姿煮、数の子、黒豆、筑前煮、紅白かまぼこ、伊達巻、紅白なます、お吸い物
赤飯、鯛の塩焼き、祝肴三種盛り(数の子、黒豆、栗きんとん)、筑前煮、紅白なます、べったら漬け、メロン、梅そうめんのお吸い物
赤飯、鯛の塩焼き、野菜の天ぷら、炊き合わせ、奈良漬、フルーツ、海老しんじょうのお吸い物
安全な食事の提供を第一に、衛生管理には細心の注意を払っています。
おいしい味付け、食べやすい調理形態、食欲をそそる美しい盛付けを心がけ、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく召し上がっていただけるよう、温冷配膳車を使用しています。
正しい知識、食習慣を身につけることが生活習慣病の予防・改善には重要です。患者さまの病気や生活環境を十分加味した、実行しやすく継続しやすい内容の栄養食事相談を実施しています。
入院患者さまに対し個別の栄養管理計画を作成し、栄養ケア・マネジメントを行っています。
「口から食べる」ということは当然のことのように思われますが、意識障害、嚥下障害、食欲低下、認知機能低下など、口から食べることが困難なことがあります。患者さまに適した栄養補給方法を選択しながら、最終的には口から食べていただけるよう、食事形態への対応を行っております。
患者さまの「食べることの喜び」が「生きる力」となるようサポートしています。