理念と基本方針
理念
私たちは「困ったときは、だいかく病院」と言って頂けるように、
求められる医療、看護、介護サービスを提供し、住みやすい地域社会づくりに貢献します。
基本方針
1.利用者さま及びご家族の思いに寄り添った医療・看護・介護を提供します。
2.病院から在宅、介護施設と連携して、切れ目のない医療・看護・介護サービスを提供します。
3.職員が職能をとおして成長し、満足度の高い社会貢献ができる組織環境づくりをします。
4.職員及び地域の方々へ安心していただけるように健全経営に努めます。
患者様の権利
あなたは、良質な医療を受ける権利を持っています。
あなたは、担当の医師、病院を自由に選択する権利を持っています。
あなたは、十分な説明を受けた後に、治療を受け入れるか、または拒否する権利を持っています。
あなたは、ご自身の情報を得る権利を持っています。
あなたは、ご自身の情報について機密が守られる権利を持っています。
あなたは、健康教育を受ける権利を持っています。
施設概要
- 名称
- だいかく病院
- 所在地
- 大分県大分市下郡山の手2番18号
- 電話番号
- 097-569-8860
- FAX番号
- 097-568-1991
- メールアドレス
- daikaku-hp@tune.ocn.ne.jp
- 開設者
- 医療法人秀明会 五阿弥千雅子
- 付属施設
- 居宅介護支援事業所
通所リハビリテーション(デイケア)
訪問リハビリテーション
訪問看護ステーション
- 建物面積
- 敷地面積:1673.54平方メートル
建築延面積:2794.0平方メートル
- 病院の基準
- 一般病棟:45床(一般病床:9床)(地域包括ケア病床:36床)
(平成31年4月増床)
- 看護基準
- 平成26年9月~(10:1)、平成30年4月~(急性期一般入院料7)令和4年4月~(地域一般入院料1 13:1)
- 標榜科目
- 内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科、精神科
- 関連施設
- 【特別養護老人ホーム(緑風苑)】
●入所数/70床
●ショートステイ/20床・居宅介護支援事業所
●通所介護(デイサービス B型、E型)
●ホームヘルプサービス
【軽費老人ホーム(白寿苑)】
●入所数/50床
【高齢者専用賃貸住宅(紅葉苑)】
●入所数/40床
●通所介護(デイサービスこころ、絆)
【住宅型有料老人ホーム(まごころ苑)】
●入所数/50床
【住宅型有料老人ホーム(夢まごころ苑)】
●入所数/97床
【ハートフルホームあけの高尾】
●入所数/41床
●ホームヘルプサービス
会長ごあいさつ
だいかく病院のホームページヘ
ようこそおいでくださいました。
このホームページでは、当病院の活動内容および医療・介護情報等を、より多くの方々にお届けしていきたいと思います。また、皆様とより多くの情報交換を行うことにより、地域に密着した医療・介護サービスを行っていきたいと考えています。
私どもは、このインターネットに代表されるように、これからの情報化社会ではネットワークを通じて、時間・距離などに関係なく情報交換を行っていく、いわば「グローバル・コミュニティ」の時代で有ると認識しております。
このホームページを通して、私どもの医療・介護活動を皆様に理解していただく場になれば幸いです。
会長 大角 秀一
「私たちが目指すこと」
それは、最先端医療の後方で、この地域のみなさんの生涯に亘る幸福に貢献できることを願い、
患者様にとっても、ご家族にとっても、安心で幸福な人生を送って頂くために努力する事です。
1990年代以降、日本はがんや心疾患など、治療が困難な病気による死亡者数が増加の一途を辿り、がんによる死亡者数は2000年ごろの1.5倍となり死亡原因の4人に一人(現在は2人に一人)が、がんであると言われています。
働き盛りを中心に目の前で多くの命が奪われていく状況に、国民は一刻も早い治療法の開発を求め、医学会もこれに応えるべく最先端医療の開発に努め、その進化のスピードは目を見張るものがあります。
日本でも優秀な医学者が多く輩出され、テレビなどでも脚光を浴びています。
同じころ、日本は高齢化という大きな問題を抱えていました。65歳以上の人口が全体の20%を超えると「超高齢化社会」と言われます。日本が20%を超えたのは2005年ごろでしたが、大分県は既にその10年近く前に20%を超えておりました。
さらに増え続ける認知症も大きな社会問題となっています。2015年には65歳以上の16%が認知症と推計されていました。しかし、10年後の現在では、恐らく20%に近付いていると思われています。増え続けるこれらの高齢者をいかに支えていくのかということも一方で深刻な問題となり始めているのです。
このことは高齢者ご本人ばかりでなく、介護する家族の方々の負担と不安という問題も伴います。
しかしながら先端医療に比べ、社会からはなかなかこの領域に目を向けてもらえない状況が続きました。
だいかく病院は1980年代の終わりに診療所としてスタートしましたが、実際に地域の皆さんの診療にあたってみると、将来のこの地域にとって高齢者を支える底辺の医療体制を早急に整えなければという思いを改めて強くしていきました。
そして私たちが目指したのは、高齢や病気のために体の機能が十分でなくなった方、がんの末期と診断された方などが、苦しみのない平穏な終末を全うできる体制づくりであり、かつ、家族の方々にとっては自らの生活を守りながら大切な家族に十分な介護を施せる環境づくりでありました。
それには、患者様やご家族それぞれに置かれるさまざまな状況に対応できる体制が必要であると考えました。
自宅で介護したいが、自宅では難しい方もいらっしゃいます。
患者様のお体や経済の状況もそれぞれに異なります。
そうしたどんな方にも手助けができないだろうかと考えました。
2012年に「だいかく医院」は「だいかく病院」となってその構想の中心となりました。
総合内科を中心に、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、精神科、泌尿器科、脳外科を設置し、高齢者の方々の病状に対応できるよう診療科を設置ました。そしてこれらの医療を柱に据えて患者様のさまざまな病状や経済状況に対応できるよう、それぞれに特色を持った複数の介護施設をグループ内に整えていきました。
それは単に病院と介護施設という機能の並立ではなく、これらを連携させることによって自宅にいるような環境で十分な介護を受けながら、もしもの時は素早く病院の機能が対応できる仕組みを作ることでした。また、在宅での介護を望む方には同様に24時間の訪問診療・訪問看護の体制を整え、見取りを支援し、施設ということに拘らない全方位の医療・看護体制を用意しました。
更に、この度は整形外科を新設し、骨折、腰痛、肩の痛みなどの手術や、夜間救急にも対応できるように施設整備を進めています。
ご心配事、お悩みが御座いましたら、ぜひ一度当院にご相談下さい。